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Posted by ミリタリーブログ at

2012年08月21日

Drei Lilien ~三輪の百合~

 今回は、イベントで歌えるような覚えやすい歌詞の歌を一曲紹介しようかと思います。

 ドイツ軍で隊列を組んで行進するにあたって、歩調を合わせて歩くために、
Winterfrontやその他のイベントなどでも歌を歌いながら行進するというのがあります。

 ただ、当時歌われていたであろうドイツ語の歌を歌うわけなので、
日本人には正直言って厳しいものがあります。
よって、今回はドイツ語の原文の歌詞の下に、カタカナでの発音をふって、
ある程度覚えやすい、読めるものにしていこうと思います。
構造としては以下のようになります

・ドイツ語原文
・(フリガナ)
・歌詞の日本語訳

 ただ、あくまでもこのフリガナは自転車で言うところの補助輪のような役目を目的としているので、
可能ならば行進するときにドイツ語っぽく歌えるようにというのが、最終的な目標です。
 
 また、今回のフリガナは現代のドイツ共通語(Neuhochdeutsch)の辞書発音を元にしているものです。
歌う場合は、必要ならば発音をちょっと変えて、歌いやすいように語尾などを省略するなど、
各自で試行錯誤して頂ければ幸いです。

 前置きが長くなりましたが、今回紹介するのはタイトルのとおり、Drei Lilienという歌です。
93年のドイツ版スターリングラードの後半で、アコーディオンで歌なしで演奏されていたりします。

 
 Drei Lilien, drei Lilien,
 (ドライ リーリエン, ドライ リーリエン,)
 三輪の百合、三輪の百合を

 Die pflanzt' ich auf mein Grab,
 (ディー プフランツト イッヒ アオフ マイン グラープ)
 私は自らの墓に植えた。
 
 Da kam ein stolzer Reiter
 (ダー カーム アイン シュトルツァー ライター)
 そこに一人の立派な騎兵が来て

 Und brach sie ab.
 (ウント ブラッハ ズィー アプ)
 それを持っていってしまった。

 Juvi valle ralle ralle ralle ra
 (ユヴィ ファレ ラレ  ラレ  ラレ  ラー)
 ララ ララララ ララララ ラ

 Juvi valle ralle ralle ralle ra
 (ユヴィ ファレ ラレ  ラレ  ラレ  ラー)
 ララ ララララ ララララ ラ

 Da kam ein stolzer Reiter
 (ダー カーム アイン シュトルツァー ライター)
 そこに一人の立派な騎兵が来て

 Und brach sie ab.
 (ウント ブラッハ ズィー アプ)
 それを持っていってしまった。


 本来ならば、2番も勿論あるのですが、音源によって歌詞がマチマチなので、今回は1番のみにさせて頂きます。
 
 実質、4行を覚えればいいので、ErikaやWesterwaldliedなどのお馴染みの曲に比べれば
比較的覚えやすいかと思います。

 歌詞、日本語訳については以下の方から引用・改訂させて頂きました、この場を借りて感謝いたします。
 西洋軍歌蒐集館
 http://gunka.sakura.ne.jp/index.html
 
 音源はYoutubeなどに散乱していますが、聞き取りやすいと自分が思うのは以下のものです。
参考までにお聞きくだされば幸いです。
http://www.youtube.com/watch?v=x8q-UFDBl9k

 後半にZehntausend Mannという別の歌がメドレー形式で入っていますが、こちらも短い歌なので
今後、紹介できればと思っています。

では、
Bis bald, Kameraden !  

Posted by ハルトマン at 12:12Comments(0)

2011年03月05日

前回の日記について

 前回の日記で、分からない歌があると書かせていただきましたが、
あれ以来、Youtubeなどでいろいろと動画を見てきてやっと何の歌かわかりました。

歌の名前は
Ein Heller und ein Batzen
日本語ですと「銅貨と銀貨」というらしいです。

Ein Heller und ein Batzen

Die waren beide mein, ja mein

Der Heller ward zu Wasser,

Der Batzen ward zu Wein, ja Wein,

Der Heller ward zu Wasser,

Der Batzen ward zu Wein.

Heidi, heido, heida, heidi, heido, heida,

Heidi, heido, heida ha ha ha …

Heidi, heido, heida, heidi, heido, heida,

Heidi, heido, heida!




前回のものも載せますので、比較してお聞きください。


探せば意外に見つかってしまうものですね;

と、いったところで、今回はこのあたりで失礼させていただきます。
Bis bald, Kamerad!  

Posted by ハルトマン at 16:36Comments(0)

2011年03月02日

気になる歌~スターリングラードより~

 前回は軽い挨拶でしたので、今回から本格的に書いていこうと思います。

さて、今回はカテゴリーを歌としました。
ErikaやWesterwaldlied、Panzerliedのようなものが有名ですが、
自分のような若輩者よりも前から調べたりなさってる先輩方が既に歌詞などいろいろと
取り上げてらっしゃるでしょうから、ここでは有名どころの歌は取り上げないようにしたいと思います。
今回取り上げたいのが・・・歌詞も名前も分からないけど、気になる歌です。

・・・勉強不足ですいません;

その歌というのが、1993年のドイツ版の映画「スターリングラード」の前半の
イタリアから列車に乗ってスターリングラードへと行くときに
ライザー(耳の大きなObergefreiter)と、ロロ(冒頭で遅刻をとがめられたUnteroffizier)たちが
列車の外を眺めているときにアコーディオンで演奏され、兵士たちも歌っていたものなのですが、
ライザーなどの主要な人物たちの会話で聞き取りにくいのです;



2:56あたりから流れだすのですが、
この時代の歌に関してはまだまだ勉強不足でどの歌なのかわかりません。

ご存知の方はコメントしていただけるとありがたいのです;

ちなみに、映画の後半に同じくアコーディオンで演奏されていたものは
Drei Lilien、日本語ですと三輪の百合という歌です。

イベントなどでも戦友たちとErikaなどを歌う機会があるのですが、
アコーディオンなどがあれば、みんなでもっとワイワイ歌えると思うのですがねぇ・・・

難しい歌などは、伴奏があるだけでも少しは歌いやすくなるのではないかなぁ~と
前々から思っているのですが、なかなか自分で伴奏用の楽器を手に入れる決心がつかないもので・・・
アコーディオンでは少々かさばるので、ハーモニカとかなら良いのでしょうかねぇ?

当時の写真などを見て、適切な楽器なども調べてみなくてはなりません!

以上、稚拙なものとなってしまいましたが、今回はこのくらいにさせていただきます。

Bis bald, Kamerad!  

Posted by ハルトマン at 07:06Comments(1)